BMシリーズ機器対応のソフトウェア情報
最終更新日:2011/06/10
はじめに
このページでは、BMシリーズ機器をスクリーンリーダや点字編集ソフトウェアの点字ディスプレイ端末としてご使用になる場合についての情報を提供いたします。
点字対応ソフトウェアについて
当社では現在以下のソフトウェアでの対応を確認しております。
Windows 画面読み上げソフトウェア(スクリーンリーダ)
- JAWS for Windows Professional 日本語最新版 (有)エクストラ
点字編集ソフトウェア
- ブレイルスター For Windows ニューブレイルシステム(株)
音声点字エディタ・ブラウザ
自動点訳ソフトウェア
- EXTRA自動点訳エンジンFor KGS
点訳辞書システム
点字ディスプレイを設定する上での注意事項
ここではそれぞれのソフトウェアを利用するに当たって注意していただきたいことについてご説明いたします。
ご利用のソフトウェアについての説明をお読みのうえ、ご自分のパソコン環境にあった設定を行なってください。
BMシリーズ機器をUSB接続でご利用になる場合は、お使いのPCの状況により ドライバが作成した仮想Comポートの番号がCom5以上になる場合があります。
XPReaderをご使用になる場合や、このページに書かれているソフトウェアの最新版をご使用で無い場合、仮想シリアルポートはソフトウェアの制限によりCOM1からCOM4までに割り当てられたものまでしか使用できないものがあります。
このような時は以下の方法をお試しください。
- シリアルポートがあるBMシリーズ機器(BM24/BM46)をご利用の場合は、シリアルポートを利用して接続してみてください。
- ブレイルメモポケット(BMPK)をご利用の場合は
- 1. 「コントロールパネル」→「システム」→「ハードウェア」のタブで「デバイスマネージャ」を開きます。
- 2. 「ポート(ComとLPT)」の中に「CP210x USB to UART Bridge Controller (COMXX: XX=ポート番号)」と書いてあるところを選びます。
- 3. アプリケーションキーを押してコンテキストメニューを出し「プロパティ」 を選びます。
- 4. 「ポートの設定」タブの「詳細設定(A)」を選びます。
- 5. このダイアログボックスの中の「Comポート番号」のコンボボックスの中で Com1からCom4になるようにポートの場所をセットしてください。
- 6. 良ければ「OK」を押し確定してください。
- ブレイルメモ(BM32)をご利用の場合は
- 1. 「コントロールパネル」→「システム」→「ハードウェア」のタブで「デバイスマネージャ」を開きます。
- 2. 「ポート(ComとLPT)」の中に「KGS BM32 Virtual Com Port(COMXX: XX=ポート番号)」と書いてあるところを選びます。
- 3. アプリケーションキーを押してコンテキストメニューを出し「プロパティ」 を選びます。
- 4. 「ポートの設定」タブの「詳細設定(A)」を選びます。
- 5. このダイアログボックスの中の「Comポート番号」のコンボボックスの中でCom1からCom4になるようにポートの場所をセットしてください。
- 6. 良ければ「OK」を押し確定してください。
PC-Talkerシリーズ
- 接続するためのComポートはCom64までです。
- 点字ディスプレイの機種はご利用の機種を選択してください。
- 仮名点字での表示を行うためにはExtra 点訳エンジン For KGSまたは BrailleWorks (ブレイルワークス)をご利用ください。
JAWS for Windows Professional 日本語版
- JAWS For Windows version 11.0以降では、点字ディスプレイドライバーは別パッケージになっています。 エクストラ社のサポートページよりダウンロードしてお使いください。
- 接続するためのComポートはCom64までです。
- 点字ディスプレイの機種は「KGS Braille Memo Series」を選択してください。ブレイルメモシリーズの機種は自動判別いたします。
Focustalk V3 for Braille
- 接続するためのComポートはお使いのPCで使用できる番号が児童選択されます。
- 点字ディスプレイの機種はご利用の機種を選択してください。
WinVoice
- 接続するためのComポートはCom10までです。
- 点字ディスプレイの機種はBM16/BM24/BM46/BT46はご利用のディスプレイの機種を選択してください。BMPKはBM16を選択してください。BM32はBN46C/46Dを選択してください。
NVDA
- 接続するためのComポートはCom64までです。また、「自動選択」に設定することで自動的にcomポートの番号を検索します。
- 点字ディスプレイの機種は「KGS Braille Memo シリーズ」を選択してください。ブレイルメモシリーズの機種は自動判別いたします。
点字編集システム/辞書つきWinbes(点訳辞書システム)
- 接続するためのComポートはCom64までです。
- 点字ディスプレイの機種は「ブレイルノート46C」を選択してください。
- ブレイルメモポケット(BMPK)をUSB接続で利用することはできません。ブルートゥース(Bluetooth)接続は可能です。
ブレイルスター For Windows
- 接続するためのComポートはCom10までです。
- 点字ディスプレイの機種はBM24/BM46/BT46はご利用のディスプレイの機種を選択してください。BMPKではBM16を選択してください。BM32はBN46C/46Dを選択してください。
Windows用点訳ソフトウェア「コータクン」
- 接続するためのComポートはCom9までです。
- 点字ディスプレイの機種は「ブレイルノート46」を選択してください。
OpwBE
- 接続するためのComポートはCom32までです。
- 点字ディスプレイの機種はBM16/BM24/BM46/BT46はご利用のディスプレイの機種を選択してください。BMPKはBM16を選択してください。BM32はBN46C/46Dを選択してください。
音声点字エディタ・ブラウザAltair For Windows
- 接続するためのComポートはCom64までです。
- 点字ディスプレイの機種は「KBDC」を選択してください。ブレイルメモの機種は自動判別いたします。
EXTRA自動点訳エンジンFor KGS
EXTRA自動点訳エンジン for KGSは、当社の BMシリーズ機器用ユーティリティを利用して漢字かな混じりの文書をブレイルメモに送るだけで点字として読むことができるようにするためのソフトウェアです。またブレイルメモに点字プリンタを接続すれば点字印刷も可能です。
BMシリーズ機器用ユーティリティが接続できるComポートは、Com64までです。
なお、現在のBMシリーズ機器用ユーティリティ最新版では、EXTRA自動点訳エンジン for KGSがない状態でも自動点訳を行なうことができます。
点字辞書WINDIC
- 接続するためのComポートはCom9までです。
- 点字ディスプレイの機種は「ブレイルノート46」を選択してください。