「現在の表示内容の点訳や読み上げを修正する方法」

テキスト編集ウィンドウや、リストウィンドウなどに表示されている文字列を、点訳ユーザ辞書や、スピーチユーザ辞書に登録することができます。

この方法で登録すると、対象の文字列を入力しなおす必要がなく、また、その点字表記や読み上げ方を、効率的に修正できます。

この機能は、次の簡単操作設定項目を「利用可能」に変更して、ご利用ください。

 「B5 各種ユーザー辞書」

〔1〕ユーザー辞書に登録する操作

ユーザー辞書に登録するには、次のように操作します。

(1)登録したい文字列が表示されている状態で、次のコマンドを実行します。

・共通メニュー → 点訳単語の登録

 ショートカット:コマンドキー+スペースキー+「テ」

・共通メニュー → スピーチ単語の登録

 ショートカット:コマンドキー+スペースキー+「ス」

*共通メニューは、オルトキー+スペースキーで開きます。

(2)すると、編集ボックスが開き、現在の表示内容が、入力欄に取り込まれます。

この中から、ユーザ辞書登録したい文字列を指定します。それ以外の部分は、削除してください。

文字列が指定できたら、エンターキーを押します。

(3)次に、この文字列の、点字表記や、読み上げ方を指定します。

編集ボックスが開き、候補の文字列が表示されますので、適宜修正してください。

修正できたら、エンターキーを押します。

これで、登録完了です。

修正したユーザー辞書は、直ちに適用されます。

なお、テキスト編集ウィンドウでは、あらかじめ、対象文字列を範囲選択しておくことで、上記(2)の操作を省略できます。

一行テキスト編集では、メニューを開くことで、範囲選択が解除されてしまいますので、ショートカット操作をご利用ください。

〔2〕登録内容を変更する操作

ユーザー辞書を編集するには、次のコマンドを実行します。

・メインメニュー → ツール → 点訳単語登録

 ショートカット:コントロールキー+コマンドキー+スペースキー+「テ」

・メインメニュー → ツール → スピーチ単語登録

 ショートカット:コントロールキー+コマンドキー+スペースキー+「ス」

なお、テキスト編集ウィンドウから、上記のショートカット操作を実行すると、カーソルの右側の文字列に最も長く一致する項目が、自動的に検索されます。