「記憶メディアの検出ウィンドウ」

 SDカードやUSBメモリーなどの記憶メディアを挿入すると、次のようなウィンドウが表示されます。

 *これらのボタンの中には、アプリフォルダの状態によって、表示されないものもあります。


〔操作〕

クイックメモの点字文書を出し入れしたい時は、次のボタンを押します。

(1)[点字ファイルを取り込む(BMS_QuickMemo フォルダから、マイドキュメントフォルダにコピーする)。]

 クイックメモのアプリフォルダ BMS_QuickMemo内のファイルを、マイドキュメントフォルダにコピーします。

 点字図書を取り込みたい時などには、図書データのフォルダごと、アプリフォルダにコピーしておいても構いません。

 なお、ブレイルメモ形式以外の点字ファイルは、ブレイルメモ形式に変換して、コピーされます。

(2)[点字ファイルを取り出す(マイドキュメントフォルダから、BMS_QuickMemo フォルダにコピーする)。]

 マイドキュメントフォルダ内のブレイルメモ形式の点字ファイルを、クイックメモのアプリフォルダ BMS_QuickMemo内にコピーします。

 この機能は、クイックメモの文書をバックアップする目的でも利用できます。


記憶メディア内の図書データを開きたい時は、次のボタンを押します。

(3)[点字図書を開く (W)]

 記憶メディア内の点字図書が一覧表示されます。目的の図書を選択して、エンターキーを押すと、その図書を閲覧できます。

(4)[デイジー図書を開く (D)]

 記憶メディア内のデイジー図書が一覧表示されます。目的の図書を選択して、エンターキーを押すと、その図書を閲覧できます。


アプリフォルダにコピーした各種データを開きたい時は、対応するプログラムのボタンを押します。

(5)[メディアデータを再生する(BMS_MediaData フォルダ) (M)]

(6)[オーディオデータを再生する(BMS_AudioData フォルダ) (A)]

すると、プログラムが起動して、データを選択できる状態になります。


記憶メディア上で点字文書やテキスト文書を管理したい時は、次のボタンを押してください。

(7)[テキストファイルを編集する(BMS_TextData フォルダ) (T)]

 テキストファイルの選択ウィンドウが開き、アプリフォルダ BMS_TextDataの内容が表示されます。

 既存のファイルを開くか、新規ファイル名を指定して、新しいファイルを編集できます。

(8)[点字ファイルを編集する(BMS_BrlData フォルダ) (B)]

 点字ファイルの選択ウィンドウが開き、アプリフォルダ BMS_BrlDataの内容が表示されます。

 既存のファイルを開くか、新規ファイル名を指定して、新しいファイルを編集できます。


この記憶メディアに、内蔵SDカード内のデータをバックアップしたい時は、次のボタンを押します。

(9)[内蔵SDカードのデータをバックアップする (K)]


記憶メディア自体の内容を確認したい時は、次のボタンを押します。

(10)[ファイル一覧を表示する (F)]

 ファイル選択ウィンドウが開き、記憶メディアフォルダ内の全てのファイルが表示されます。

(11)[ゴミ箱からファイルを取り出す]

 この記憶メディアのゴミ箱の内容が表示されます。


この記憶メディアに対するアクションが必要ない時は、エスケープキーを押してください。


〔CopyMeフォルダ〕

記憶メディアから複数の端末に、ファイルやフォルダをコピーしたい時は、「CopyMe」フォルダ機能が便利です。

挿入された記憶メディアのルートフォルダ内に、「CopyMe」という名前のフォルダが見つかると、次のように処理します。

(1)CopyMeフォルダの内容を、マイドキュメントフォルダ内の「コピー文書」フォルダの内容と比較します。

(2)もし、CopyMeフォルダ内に、より新しいファイルが見つかると、次のようなメッセージが表示されます。

 CopyMeフォルダ内に、○個の新しいファイルが見つかりました。

 マイドキュメントの「コピー文書」フォルダにコピーしますか?

(3)ここで、Y(1,3,4,5,6の点)を押すと、ファイルのコピーが実行されます。

ファイルをコピーしたくない場合は、エスケープキーを押してください。

なお、記憶メディアに「CopyMe」フォルダがある場合、メディアの検出ウィンドウの表示、および記憶メディア中のアプリフォルダ作成は行いません。