「USBキーボードを接続して使う」

本機には、本体左側面のUSBホストポートから、日本語USBキーボードを接続できます。

USBキーボードからの操作は、本体点字キーをキー入力モードで操作する場合と同じように処理されます。

本体コマンドキーと、USBキーボードからの操作の対応については、 〈USBキーボードからの操作〉 の項を参照してください。

USBキーボードの英数字入力とカナ入力は、IMEがオフの時に、スペースバーの左側の無変換ボタンで切り替えることができます。

また、点字ディスプレイ接続を通して、USBキーボードからWindows PCを操作することもできます。


〔スペースコマンド〕

スペースコマンド機能は、スペースキーとフルキーの同時押しにより、カーソル操作や、フォーカス移動などのナビゲーション操作ができるようにするものです。

スペースコマンドについて詳しくは、 〈スペースコマンドについて〉 の項を参照してください。


〔USBキーボードからの点字入力ウィンドウの操作〕

USBキーボードから点字編集ウィンドウを操作する場合、次の設定で操作方法を選択できます。

メインメニュー → 各種設定 → 点字編集の設定

(このコマンドのグローバルショートカットは、ウィンキー+コントロールキー+B(1,2の点)です。)

このコマンドで、次の設定項目を変更できます。

「USBキーボード入力」……選択肢:NABCCモード,アスキーモード,ローマ字モード,6点入力

NABCCモードでは、フルキーからの英数字キー入力を、NABCC(北米点字コード)の点字パターンとして入力します。入力確定の操作は必要ありません。

NABCCコードについては、 〈NABCC(北米点字)コード〉 の項を参照してください。

アスキーモードでは、フルキーからの英数字/かな文字入力を、マス空け毎に点訳して入力します。無変換キーで、英数字入力とかな入力を切り替えます。

ローマ字モードでは、ローマ字変換で、かなを入力します。英数字入力モードの操作は、アスキー入力モードと同じです。無変換キーで、英数字入力とローマ字入力を切り替えます。

6点入力では、USBキーボードから、6点点字入力や、表示の送り/戻し、移動・範囲選択、削除などの操作ができます。

また、背景で動作しているデイジー再生や、オーディオ再生のプログラムも操作できます。

操作方法については、 〈USBキーボードからの6点入力操作〉 の項を参照してください。