「BMスマート Ver1.1.07での新機能と主な変更点について」

この項では、本機のファームウェアVer1.1.07で加わった機能と、改良された点をご紹介します。

1.新機能

(1)ツリー型集計機能
ツリー型集計は、テキスト文書、または点字文書の中に書かれた、字下げ階層で整理された計算表を集計する機能です。
これにより、旅費計算のような集計作業が、飛躍的に効率化できます。

詳しくは、 〈ツリー型集計機能を使う〉 の項を参照してください。

(2)文書の比較機能
文書の比較は、テキスト文書、または点字文書で、旧文書と新文書を比較し、変更点を表示する機能です。

詳しくは、 〈文書の内容を比較する〉 の項を参照してください。

(3)「この文書を削除する」コマンド
テキスト編集、点字編集ウィンドウの、ファイルメニューに、「この文書を削除する」コマンドが追加されました。
このコマンドを実行すると、今表示している文書を削除し、編集ウィンドウを閉じます。
ショートカットは、オルトキー+デリートキーです。

ファイルの内容を確認した上で削除できるので、誤操作によるファイル喪失の危険がなくなります。

(4)点字編集ウィンドウへのフルキーかな入力
「点字編集の設定」機能で、外付けUSBキーボードからの、フルキー入力の方法を選択できるようになりました。
アスキー入力を選択すると、キーボードのかな入力、英数字入力を、無変換キーで選択できます。
かなタイプなどでかな入力に慣れている人は、高速で点字入力できます。

詳しくは、 〈USBキーボードを接続して使う〉 の項を参照してください。

(5)お気に入り文書機能の拡張
お気に入り文書に、フォルダも登録できるようになりました。
よく使う文書を管理しているフォルダを登録しておくと、効率的に文書を選択できるようになります。

詳しくは、 〈お気に入り文書機能〉 の項を参照してください。

(6)アプリフォルダからの自動起動機能
各アプリフォルダの「AutoOpen」サブフォルダにデータを入れておくと、記憶メディアを挿入した時に、対応するプログラムが自動起動します。

詳しくは、 〈アプリフォルダ〉 の項を参照してください。

(7)高速スピーチ機能
スピーチ速度の設定が、これまでの1~9から13までに拡張されました。

スピーチ速度を、これまでの2倍まで高速化できます。

(8)ファイルの追加コピー、追加切り取り機能
複数のファイルやフォルダを、別の場所にコピー/移動する時、連続して表示されていないファイルやフォルダもまとめてコピー/移動できるようになりました。

詳しくは、 〈ファイルを管理する〉 の項を参照してください。

(9)文字入力マクロ機能
直接文字入力モードで、指定した点字パターンにより、対応するテキストを入力できるようになりました。
また、漢点字表示状態では、逆変換により、テキストを指定した点字パターンで表示することができます。

詳しくは、 〈文字入力マクロ登録〉 の項を参照してください。

(10)各種ユーザ辞書機能の無効化設定
全般設定コマンドの中で、文字入力マクロ、およびスピーチ、点字表示の各ユーザ辞書の有効/無効を、設定できるようになりました。

詳しくは、 〈全般設定〉 の項を参照してください。

(11)音声ガイド機能
新しいウィンドウが開いた時、ウィンドウ間・コントロール間を移動した時、設定レベルにより、可能な操作を説明します。

詳しくは、 〈音声ガイドの詳しさを調節する〉 の項を参照してください。

(12)トピックヘルプ「BMスマートの使い方」
トピックの階層をたどりながら、「知りたいこと」が見つけられるように構成されたヘルプ機能です。
具体的な操作方法をご紹介するとともに、複数のウィンドウを使用する操作、類似機能の使い分け、操作上の注意点、点字コード表など、これまでのヘルプで確認できなかった内容もご説明しています。

トピックヘルプを開くには、コントロールキー+コマンドキー+H(1,2,5の点)を押します。

(13)拡張ナビキー機能(BMS40のみ)
前面キーの左側2個、右側2個の組み合わせに、機能を設定して利用できます。
初期設定では、前後のキーワード検索が割り当てられています。

詳しくは、 〈ナビキー〉 の項を参照してください。

(14)日本テレソフト社製点字プリンタドッグシリーズに対応(BMS40のみ)
点字印刷機能で、日本テレソフト社のドッグシリーズ点字プリンタが使えるようになりました。

詳しくは、 〈点字プリンタで印刷する(BMS40)〉 の項を参照してください。

2.改善した機能

(1)デイジーデータを開く時間の短縮
大きなデイジーデータを、2回目以降に開く時間を改善しました。
(2)八点点字データ利用環境の改善
「点字の種類」が指定されている文書の、タイトル表示、檢索で、指定された点字が利用できるようになりました。
(3)グローバル検索機能の使い勝手向上
グローバル検索の結果表示ウィンドウを開いたままで、見つかった文書の編集ウィンドウを表示できるようになりました。
検索結果の中から、いくつかの文書を確認/編集したい時などに便利です。

詳しくは、 〈グローバル検索〉 の項を参照してください。

(4)ファイル一覧で常に最新の状態を表示
ファイル一覧を開いている時に、記憶メディアを挿抜したり、別ウィンドウでフォルダを操作すると、直ちに変更が反映されるようになりました。

ファイル一覧ウィンドウについては、 〈ファイルを開く〉 の項を参照してください。

(5)ファイル・フォルダの情報表示の変更
点字ファイルの情報表示で、点字文書名が確認できるようになりました。
また、フォルダ情報のサイズには、子孫フォルダ内のファイルの合計サイズが表示されるようになりました。
ファイル・フォルダの情報表示の開き方については、以下の項目を参照してください。

〈ファイルを管理する〉

〈フォルダを利用する〉

〈クイックメモの使い方〉

(6)記憶メディア挿入時メッセージの使い勝手向上
記憶メディア挿入時の設定で、「音声で通知する」を選択している状態でも、アプリフォルダの作成や自動起動ができるようになりました。
記憶メディアの挿入ウィンドウでは、メディアの利用可能サイズ、全容量を確認できます。
また、[ゴミ箱の表示]ボタンで、記憶メディア内のゴミ箱を確認できるようになりました。

アプリフォルダを自動作成しない設定の時は、[アプリフォルダを作る]ボタンが表示されます。

(7)アラーム機能、予定表機能の拡張
アラームや予定表の設定項目に、ボリュームを指定できるようになりました。
また、アラームを鳴らす日を、曜日指定できるようになりました。
予定の設定項目に、期間が指定できるようになりました。

アラーム機能については、 〈アラームをセットする〉 の項を参照してください。

また、予定表については、 〈予定を登録する〉 の項を参照してください。

(8)お休みタイマー機能の使い勝手向上
お休みタイマーをセットして、残り時間が30秒になると、フォーカスが戻り、お休みタイマーを直接操作できるようになりました。
また、[延長]ボタンで、時間を10分間ずつ延長できるようになりました。

詳しくは、 〈お休みタイマーをセットする〉 の項を参照してください。

(9)ボリュームボタンの機能追加
オルトキーとボリュームボタンの組み合わせで、チャンネル選択に関わらず、常にボリュームを調節できるようになりました。

詳しくは、 〈ボリュームや速度を調節する〉 の項を参照してください。

(10)ワンタッチ設定機能の使い勝手向上
ワンタッチ設定ウィンドウに、[現在の設定を保存する]ボタンが追加されました。
今の設定をショートカットにコピーしてから、必要な項目を変更することができます。

詳しくは、 〈ワンタッチ設定機能〉 の項を参照してください。

(11)BMスマートノ強制終了ショートカット操作の追加
本機の強制終了のための操作(親指キー3個とZ)が追加されました。
この操作は、何らかの問題により、通常の操作ができなくなった時にお試しください。
この操作でも本機が終了しない場合は、リセットボタンを押してください。