「テキスト編集ウィンドウの使い方」

このウィンドウでは、テキストファイルとリッチテキストファイルを編集できます。

編集した内容をファイルに上書き保存するには、コントロールキー＋Ｓを押して、保存コマンドを実行します。

編集が終わったら、コマンドキー、Ｚ（または、オルト＋Ｆ４）を押して、ウィンドウを閉じます。

テキスト形式(.txt)でファイルに保存する場合、文字の保存方法（シフトＪＩＳやユニコードなど）を選択できます。この方法について詳しくは、 〈テキストファイルとエンコーディング〉 の項を参照してください。

編集中の文書がもう不要になった場合は、ウィンドウを開いたままでオルトキー＋デリートキーを押してください。確認の上、ファイルを削除してから、ウィンドウを閉じます。

ステータス表示を使うと、今のカーソル位置を、点字表示部の端に表示したまま、編集作業ができます。

ステータス表示について詳しくは、 〈ステータス表示〉 の項を参照してください。

以下では、このウィンドウで利用できる主なコマンドをご紹介します。

このウィンドウの基本的なキー操作については、 〈テキスト編集ウィンドウの操作一覧〉 の項を参照してください。

〔主なコマンド〕

• （Ａ）この文書に、別のファイルの内容を挿入するには、次のコマンドを実行します。
  メニュー → ファイル → 別ファイルの内容を挿入
• （Ｂ）この文書を別のファイルに保存するには、次のコマンドを実行します。
  メニュー → ファイル → 名前を付けて保存
  拡張子に点字の形式を指定すると、文書を点訳して保存します。
• （Ｃ）カーソル位置に、日付や時刻を挿入するには、次のコマンドを実行します。
  メニュー → 編集 → タイムスタンプの挿入
• （Ｄ）ウィンドウに表示しきれない長い行を、折り返し表示するか否かを選択するには、次のコマンドを実行します。
  メニュー → 書式 → 右端で折り返す
• （Ｅ）行数・文字数を指定して、カーソルを移動するには、次のコマンドを実行します。
  メニュー → 移動 → 場所を指定して移動（ショートカット＝コントロール＋Ｇ（1,2,4,5の点））
• （Ｆ）次のコマンドを使うと、タブで始まる行を階層リストで一覧表示し、選択した行にジャンプできます。
  メニュー → 移動 → タブツリー表示（ショートカット＝コントロール＋セレクト＋Ｔ（2,3,4,5の点））
• （Ｇ）次のコマンドを使うと、タブ区切りの表の項目の間を、矢印キーで移動できます。
  メニュー → 移動 → テーブルビューモード（ショートカット＝コントロール＋Ｔ（2,3,4,5の点））
  表の中に見出し行、見出し列が指定されていると、表内の項目を移動する時、対応する列見出し、行見出しを読み上げます。

  このコマンドの使い方について、詳しくは、 〈二次元の表を編集する〉 の項を参照してください。

• （Ｈ）次のコマンドを使うと、文書の中で、日付が指定されている行を探して、カレンダー順に一覧表示することができます。
  メニュー → ツール → タイムラインの表示
  この機能は、いろいろなスケジュールをまとめて管理したい時に便利です。
  このコマンドの使い方について詳しくは、 〈タイムライン表示機能について〉 の項を参照してください。
• （Ｉ）次のコマンドを使うと、郵便番号や住所の一部から、郵便局の住所データベースを検索することができます。
  メニュー → ツール → 住所の検索
  このコマンドの使い方について詳しくは、 〈郵便番号と住所の検索機能について〉 の項を参照してください。
• （Ｊ）このウィンドウの読み上げや編集に関する設定は、以下のコマンドで調節できます。
  メニュー → 設定 → テキスト編集の設定

  設定項目の詳細については、 〈テキスト編集の設定〉 の項を参照してください。