Androidアプリ、BMスマートターミナルのご紹介の4回目です。
これまで、このアプリは従来のスクリーンリーダーのイメージとは少し違うというお話をして来ました。
では、従来のスクリーンリーダーと同じように使えるのでしょうか?
BMスマートターミナルは、二つの顔を持つソフトです。
一つ目は、「専用アプリ機能」、これは、電話や、インターネットメールなどの基本的な機能を、アプリ内でサポートするものです。
Androidの画面と同じウィンドウをBMスマートに表示することで、BMスマートからもAndroidを操作できるという作りになっています。
もう一つの顔が、点字操作支援機能です。
こちらはアクセスビューというウィンドウを使って、BMスマートから一般のアプリを操作します。
アクセスビューでは、トークバックが話すのと同等の情報が点字で表示されます。
また、画面上をスワイプやタップで操作するのと同じ操作ができます。
半角英数字はそのままAndroidに入力できます。
日本語を入力する時は、テキスト編集ビューで入力内容を編集してから、Androidに一括送信します。
一般のアプリが使えるというと、どこまでサポートできるのかが気になりますが、基本的には、トークバックで使えるものは、アクセスビューでも使えます。
Androidはとても自由を大切にするOSで、お客様に承認して頂ければ、トークバックの元ネタとほぼ同じものを、アプリにも解放してくれるからです。
開発課 鈴木