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疑似タッチ操作を行う場所について

2022.02.02

ナビモードでは、点字キーの組み合わせ押しを、擬似タッチ操作として使用します。

擬似タッチ操作は、スマホの画面に指を触れて行う操作を、BMスマートから擬似的に再現するものです。

以下では、擬似タッチ操作のコマンドが、画面のどこで再生されるかについてご説明します。

1. スワイプとタップの操作

擬似タッチ操作では、1本指から3本指のスワイプ/タップ操作と、トークバックのショートカット操作を行うことができます。

これらの操作は、初期状態では、画面中央の正方形の中で再生されます。

ただし、次のコマンドにより、タッチ操作を再生する場所を変更することができます。

1,3,4,5,6,8の点タッチ操作 標準、画面中央で大きく。
1,2,3,5,6,8の点タッチ操作 画面上部で小さく。
1,2,3,4,6,8の点タッチ操作 画面中央で小さく。
1,2,3,4,5,8の点タッチ操作 画面下部で小さく。

また、フォーカス連動モードを選択すると、タップ操作はフォーカス項目内で、スワイプ操作はその親項目内で再生されます。

1,6,8の点タッチ操作 フォーカス連動

ただし、次の操作は、常に、画面全体の範囲で再生されます。

1,3,4,6の点2本指で、上に大きくスワイプ。
1,2,3,4,5,6の点2本指で、大きく下にスワイプ。
1,3,4,6,8の点3本指で、大きく上にスワイプ。
1,2,3,4,5,6,8の点3本指で、大きく下にスワイプ。

2. テーブル内の移動操作

同じ親項目に含まれる複数の項目の間を、現在のフォーカス位置から、上下左右の向きを指定して移動することができます。

1,2の点上の項目に移動
4,5の点下の項目に移動
2,3の点左の項目に移動
5,6の点右の項目に移動
1,2,8の点上端の項目に移動
4,5,8の点下端の項目に移動
2,3,8の点左端の項目に移動
5,6,8の点右端の項目に移動

これらの操作は、移動先の項目を擬似的にタッチすることで実現しています。

3. 画面内の移動操作

画面上のおおよその位置を指定して、フォーカスを移動することができます。

これらの操作は、画面をスクロールした後に使用すると、直前のフォーカス位置の影響を受けずに、スクロール後に表示された項目に移動できて便利です。

1,8の点画面の上段左側をタップ。
4,8の点画面の上段右側をタップ。
2,8の点画面の中段左側をタップ。
5,8の点画面の中段右側をタップ。
3,8の点画面の下段左側をタップ。
6,8の点画面の下段右側をタップ。

これらの操作は、指定された画面上の範囲を擬似的にタッチすることで実現しています。

指定した範囲に項目がない場合、フォーカスは移動しません。

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