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ユーザーショートカット機能

2022.02.01

このページでは、BMスマートの「ユーザーショートカット機能」の使い方をご紹介します。

ユーザーショートカット機能は、メニューの中の、ショートカットが割り当てられていないコマンドに、独自のショートカット操作を設定できる機能です。

メインメニューでも、各プログラムのメニューでも、ユーザーショートカットを設定できます。

操作例1)「ユーザーショートカット機能」を有効にします。

簡単操作設定の初期設定では、「ユーザーショートカット機能」が利用できないようになっていますので、まず利用できるように設定を変更します。

(1)ウィンキー+コントロールキー+Eを押して、「簡単操作設定」を開きます。

(2)「ユーザーショートカット機能」はC5の項目ですので、まず、点字キーから「C」を入力して、Cグループの項目まで移動します。

(3)下矢印キーを4回押して、「C5 ユーザーショートカット機能」の行まで移動します。

(4)スペースキーを押して、この項目を、「利用可能」に変更します。

(5)エンターキーを押すと、「再起動の確認」が表示されるので、点字キーから、「Y」(1,3,4,5,6の点)を入力します。

操作例2) メインメニューの中にある「スピーチの設定」コマンドに、ユーザーショートカットを設定してみます。

ユーザーショートカットは、メニューから目的のコマンドを表示している状態で、セレクトキーとスペースキーを押すと設定できます。

(1)ウィンキーとスペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)下矢印キーを2回押して、「各種設定」に移動します。

(3)エンターキーを押して、このサブメニューに入ります。

(4)下矢印キーを2回押して、「スピーチの設定」に移動します。

(5)ここで、セレクトキーとスペースキーを押すと、「ユーザーショートカットの設定」が開きます。

今回は、このコマンドに、コントロールキー+Sのショートカットを設定してみます。

(6)下矢印キーで2行目に移動し、スペースキーを押して、ショートカットをオンに変更します。

(7)下矢印キーを押すと、組み合わせるキーの選択ですが、ここは、コントロールキーのままにします。

(8)下矢印キーを押すと、ショートカットの文字の選択ですので、スペースキーを押して、「S」に変更します。

(9)設定できたので、エンターキーを押して確定します。

(10)エンターキーを押して、「設定完了」のメッセージを閉じます。

操作例3)今設定したショートカットが使えるか試してみましょう。

メインメニューのショートカットは、ウィンキーを組み合わせることで、どこからでも実行できます。

(1)まず、ウィンキー+Qを押して、「クイックメモ」プログラムを開きます。

(2)ここで、ウィンキーと、先程のショートカット、コントロールキー+Sを押してみましょう。

はい、「スピーチの設定」が開きました。

(3)今回は、エスケープキーを押して、このウィンドウをキャンセルします。

操作例4)最後に、設定したユーザーショートカットを全てクリアしてみましょう。

今、設定しているユーザーショートカットは、メニューを開いた状態で、セレクトキーとエスケープキーを押すと確認できます。

(1)ウィンキーとスペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)ここで、セレクトキーと、エスケープキーを押すと、ユーザーショートカットの一覧が表示されて、クリアするかどうかを選択できます。

(3)クリアしてよければ、Y(1,3,4,5,6の点)を入力します。

クリアしたくない時は、エスケープキーを押してください。

いかがでしたでしょうか?

よく利用するコマンドに、ショートカット操作がないのは不便ですので、そんな時に、追加してみてください。

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