点字編集やテキスト編集のブロック登録・挿入機能で、文章を保存しておくブロックに自由な名前を付けて管理できるようになりました。
*この機能を利用するには、簡単操作設定で「C2 ブロック登録/挿入機能」を有効にしてください。
1. 操作方法
- 編集中の内容を、名前付きブロックに保存するには、次のように操作します
- ブロックに保存したい内容を範囲選択します。
- コマンドキー+2,6の点を2回押します。
するとブロック名の入力ウィンドウが開きます。 - ここに保存したいブロックの名前を入力します。
このウィンドウは、初期状態でカタカナ入力モードになっています。 - エンターキーを押すと、選択中の範囲がブロックとして保存されます。
*名前付きブロックの保存先は以下のフォルダです。
\sdmemory\BlockData\名前付きブロック
BlockDataフォルダが隠し属性になっていますので、フォルダの内容を確認するには次のコマンドをご使用ください。
メインメニュー → ファイル → ブロックフォルダ
テキストブロックと点字ブロックは別の拡張子で保存されますので、同じ名前を付けても上書きされることはありません。
- 名前付きブロックの内容を編集中の文書に貼り付けるには、次のように操作します。
- ブロックを挿入したい場所にカーソルを移動します。
- コマンドキー+3,5の点を2回押します。
するとブロック名の入力ウィンドウが開きます。 - ここに保存したいブロックの名前を入力します。
上下矢印キーを押すと、最近指定したブロック名を表示できます。 - 目的のブロック名を指定してエンターキーを押すと、その内容がカーソル位置に挿入されます。
- 名前付きブロックの内容を編集するには、以下のように操作します。
- コマンドキー+2,3,5の点を2回押します。
するとブロック名の入力ウィンドウが開きます。 - ここに内容を編集したいブロックの名前を入力します。
上下矢印キーを押すと、最近指定したブロック名を表示できます。 - 目的のブロック名を指定してエンターキーを押すと、別ウィンドウが開いて、ブロックの内容が表示されます。
通常の点字編集ウィンドウ、またはテキスト編集ウィンドウですので、内容が編集できたら保存してウィンドウを閉じてください。
- コマンドキー+2,3,5の点を2回押します。
- 名前付きブロックは、非表示に設定することができます。
非表示のブロックは、ブロック名の入力ウィンドウで上下矢印キーを押しても名前が表示されません。
非表示のブロックを利用するには、直接名前を入力してください。
名前付きブロックの表示/非表示を変更するには、次のように操作します。- コマンドキー+2,5,6の点を2回押します。
するとブロック名の入力ウィンドウが開きます。 - ここに表示/非表示を切り替えたいブロックの名前を入力します。
- 目的のブロック名を指定してエンターキーを押すと、ブロックの表示属性が反転します。
- コマンドキー+2,5,6の点を2回押します。
2. 点字ディスプレイウィンドウでの操作
点字ディスプレイウィンドウでは、上記の(2)~(4)の操作でテキストブロックが利用できます。
名前付きのテキストブロックに登録するには、コマンドキー+1,2,5,6の点を押して、「クリップボード送信テキストの編集」ウィンドウを開いてください。