お知らせ

「ケージーエス製品 私はこう使う!」第36回

2019.02.12

長谷川 栄美 様
使用機器:ブレイルメモスマート16
使用内容:ヘルスキーパーの記録

長谷川 栄美 様 の写真
長谷川 栄美 様

ユーザーの方々にケージーエス製品の活用方法を語っていただく『コラム「ケージーエス製品 私はこう使う!」』

今回のコラムは、ブレイルメモスマート16(以下、ブレイルメモスマート)をヘルスキーパー記録作業にご活用いただいている様子をお届けします。

6点キーで点字を書く方が、早く入力することができます。

私は生まれつき視力が弱く、幼い頃から点字を学んで使用してきました。
現在、アシュリオン・ジャパン・ホールディングスにてヘルスキーパーのお仕事をしており、ブレイルメモスマートをヘルスキーパーの仕事の中で活用しています。

施術を行うにあたって、主に患者様の問診や施術の記録をする際にブレイルメモスマートを使用しています。

血圧等の今日の状態や、初診の方であれば、詳しい既往歴(これまで患った病気の経歴)や現病などと、覚えられない量の情報を仕事で取り扱います。そのため、必ずブレイルメモスマートでメモを取るようにしています。

ブレイルメモスマートでメモを取らている写真。問診時に血圧など、患者の情報を点字でメモします。
問診時に血圧など、患者の情報を点字でメモします。

こう言うと、「パソコンでもいいんじゃないか」と思われるかもしれませんが、点字ディスプレイが必要です。パソコンのフルキーで墨字(通常の活字)文を書くよりも、ブレイルメモスマートの6点キーで点字を書く方が早く入力することができるので、会社に必要性を理解してもらい、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の助成を受けて導入してもらいました。

入力した文章は空いている時間で点字を読みながら、パソコンのエクセルファイルに書き写して、管理しています。

ブレイルメモスマートに記録した内容を、点字で読みながらパソコンへ転記されているご様子の写真
BMSに記録した内容を、点字で読みながらPCへ転記

手書きよりも断然メリットが多いと思っています。

ブレイルメモスマートを利用する前は、ヘルスキーパーの仕事をするときも、常に点筆と点字板で手書きをしていました。手書きだと、ブレイルメモスマートと比べてスピードが遅いのはもちろんですが、手も疲れるし、何よりも、ブレイルメモスマートなら、打ち間違えたとしても、書き直すことができ、便利です。手書きよりも断然メリットが多いと思っています。

ブレイルメモスマートだと、かさ張ることがないですし、多くの文章をドンドン保存できます。そのため、患者様の過去の記録文章を探すときも、紙と比べて早く見つけることができるので、今後も記録を取るのに使っていきたいと思っています。