子どもたちが楽しみにしていた夏休みが始まりました🌻
この夏、あさがおやミニトマト、自宅で育てた野菜や果物の種など、さまざまな植物の観察に使えるよう、点字で書ける「植物観察日記」のテンプレートをご用意しました。
毎日観察して、植物の成長を楽しんでみてください♪
「観察日記」は、以下のリンクからダウンロードいただけます。ファイルはZIP形式で圧縮されていますので、お手数ですがダウンロード後に解凍のうえご利用ください。
【ダウンロードしたファイルをBMSシリーズ・Airシリーズで開く方法】
- ダウンロードしたファイルを、USBメモリやSDカードなどの外部メディアに保存します。
外部メディアは、一度BMSシリーズ・Airシリーズに挿入したことのあるものをご使用ください。
一度挿入された外部メディアには、自動的にアプリフォルダが作成されます。
ダウンロードしたファイルを「BMSQuickMemo」の中にコピーしてください。 - 起動しているBMSシリーズ・Airシリーズに外部メディアを挿入します。
- 表示されたメニューの中から「点字ファイルを取り込む」を選び、エンターキーで決定します。
- 「アプリフォルダBMSQuickMemoの中に○個の新しい点字文書があります。これらのファイルを内蔵SDのマイドキュメントにコピーしますか?」というメッセージが表示されます。
「OK」を選択すると、マイドキュメント内にコピーされ、クイックメモの文書一覧に表示されるようになります。
【テンプレートの内容】
- 観察した日付と天気
- 葉っぱの様子(大きさ、形、手触り、数など)
- 花の様子(大きさ、数、形、におい、色など)
- 実の様子(大きさ、数、形、色、種や実の付き方)
- 気付いたこと
【植物観察日記の書き方】
- 「クイックメモ」の中から、「植物観察日記」という名前の文書を探して、エンターキーで開きます。いちばん上の行に「植物観察日記」というタイトルが表示されます。
ページの中は、上下の矢印キーや送り・戻しキーを使って移動できます。
記入したい項目を探し、見つけたらその次の行に移動し、3マス目から書き始めましょう。 - 2行目に「植物の名前」と書いてあるので、3行目に移動して3マス目から観察する植物の名前を書きます。
- 観察シートは、1つのファイルに3回分記録できるようになっています。
まずは1回目に移動して、各項目を記入していきましょう。 - 書き終えたら、「コマンドキー」とZ(1・3・5・6の点)を一緒に押して、記録を保存します。
元のクイックメモの一覧に戻ります。
【書き方のポイント】
- 項目は上下の矢印キーで移動できます。
- 記入したい項目に移動したら、その次の行の3マス目から内容を書いていきます。
- 各項目は見出し行に設定してあるため、見出し行一覧操作(コントロールキー+1・2・3の点)を押すと、目的の行に素早く移動できます。
【記入例】
1回目
植物の名前
あさがお
1. 観察した日付と天気
2025年7月19日(土) はれ
2. 葉っぱの様子
手のひらくらいのザラザラした葉っぱがたくさん出てきた。
3. 花の様子
朝、むらさきの花が2つ咲いていた。
4. 実の様子
なし
5. 気付いたこと
昨日よりつるが伸びて支柱に巻きついている。
2回目
植物の名前
あさがお
1. 観察した日付と天気
2025年8月12日(火) はれ
2. 葉っぱの様子
前よりも大きく、数も増えてきた気がする。
3. 花の様子
朝、むらさきの花が5つ咲いていた。においはあまりしない。
4. 実の様子
花があったところをよく見たら、みどり色の袋みたいなものがついていた。
5. 気付いたこと
たくさん花が咲くのでかわいいです。
みどりの袋がもっとふくらんで、種になるかもしれない。
最後に
植物だけでなく、昆虫や魚など、身のまわりのいろいろな生きものにも応用して観察してみると、新しい発見があるかもしれません。
長いようであっという間の夏休み。たくさんの出会いや気づきを、観察日記に記録して、思い出に残る夏にしてくださいね。