製品詳細

ブレイルメモスマートAir32

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  • 点字ディスプレイBMS Air CM
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点字ディスプレイ
ブレイルメモスマートAir32
BMSAIR32
430,000円(非課税)

詳しくはお住まいの自治体の福祉窓口にお問い合わせください。

修理に関するお問い合わせは修理専用フォームから承っております。

特徴

慣れ親しんだ文字数で便利性の向上!

32マスの広い点字表示で仕事や勉強を強力にサポートします。

素早い起動で、メモのタイミングを逃がさない!

スリープ状態から1秒で瞬時に起動し、軽快な動作を実現しました。

長時間駆動を実現!

15時間連続使用可能!
バッテリー残量を気にせずに使用することができ、ストレスフリーで使用いただけます。

充電にUSB-Cを採用!

充電には、モバイルバッテリーも利用できる、USB-Cを採用!
万が一、外出先で充電が切れた場合でも安心です。

音声アシスト機能を搭載!

音声ガイド機能により、点字のみの操作に不安のある方でも、安心してご使用いただけます。

追加ソフトで機能を拡張

「拡張機能ライセンス」
Word®、Excel®、PowerPoint®で作成された文章や、PDF形式ファイルを点字表示!
「BMスマートターミナル」
Android端末をブレイルメモスマート Air32で操作!
各種Androidアプリを点字で楽しむことができます。

好きな本をいつでもどこでも閲覧可能

パソコンやAndroid端末からダウンロードした点字図書や録音図書を、いつでも気軽に読むことができます。
電車での移動中や待ち時間でも読書が可能です。

「キーロック機能」・「外付けマイク機能」を追加

ご要望の多かった、「キーロック機能」・「外付けマイク機能」を接続できるポートを搭載しました。

触ってわかるキートップを実現

キースイッチの形状に工夫し、キースイッチの位置が覚えやすくなりました。

従来品のファームウェアを継承

従来品と同じ操作なので、乗り換えもスムーズです。

※本製品は改良の予告なく、仕様・デザインを変更する場合がございます。ご了承下さい。

ダウンロード

※下記リンクをクリックすると、ファイルをダウンロードします。
(お使いのブラウザによっては動作が異なる事があります)

仕様

名称
ブレイルメモスマート Air32
型番
BMSAIR32
マス数
32マス
インターフェース
USB、Bluetooth、RS232C
外部メモリ
SD/SDHCカード、USBメモリ
音声出力
内臓スピーカー(モノラル)、イヤフォンジャック(ステレオ)
音声入力
内臓マイク(モノラル)、外付けマイク(ステレオ)
対応音声形式
MP3、WAV、WMA、WMV、ASF
対応DAISY形式
DAISY Ver.2.0以降
映像出力
アナログRGB
対応OS
Windows 8 / 8.1 / 10 / 11
Android Ver.6以上
電源
付属ACアダプター又は着脱式バッテリーパック1個
外形寸法
280(W) × 94(D) × 24(H) mm (本体のみ)
重量
約650g (本体のみ)
連続稼働時間
約15時間
充電時間
約3時間
付属品
・本体キャリングケース
・簡易スタートガイド(墨・点字・DAISY)
・付属ソフトウェアCD
・ACアダプター
・USBケーブル
・SDカード
・RS232クロスケーブル

※テレビには対応していません。Dsubケーブルをご用意の上、PC用モニターをご使用ください。PCモニターによっては対応していない機種があるため、事前にご確認ください。

※ACアダプターは、必ず製品付属の物を使用して下さい。
それ以外のACアダプターは、接続が出来ても絶対に使用しないで下さい。
火災・故障の原因となります。
付属品以外のACアダプターを使用したとみられる故障は、保証期間内でも保証対象外となります。ご了承下さい。

対応ソフトウェア

スクリーンリーダー

PC-Talkerシリーズ(かな点字表示には別売りの「Braille Works」が必要です。)、JAWS For Windows Professional Ver.6.2以降、NVDA日本語版

点訳ソフト

ブレイルスター for Windows、コータクン、点字編集システム

点訳辞書

Windic

文書読み取りソフトウェア

とうくん

よくある質問

1. 起動異常

電源が全く入りません。
ACアダプタは接続されていますか?
接続しても起動しない場合は、ACアダプタまたは本体に異常がある可能性があります。修理をご依頼ください。
接続後に起動する場合は、バッテリー切れの可能性がありますので、充電後に再度お試しください。
電源を入れた際にクイックメモの文書一覧が表示されません。
「簡単操作設定」の「クイック優先モード」の設定をご確認ください。
「簡単操作設定」は コントロールキー+セレクトキー+E(1,5の点)で開きます。
一番上の「クイック優先モード」が「オフ」になっていたら、「オン」にしてから再起動してください。
電源を入れた際にメインウィンドウが表示されません。
文書を開いたまま電源を切ると、次回起動時にその状態を復元します。メインウィンドウに戻るには、セレクトキー+ウィンキーを押してください。
電源を入れても音声が出ません。
以下の原因が考えられます。
• 音量が小さい:ボリュームアップボタンを数回押して音量を上げてください。
• 音声がオフ:コマンドキー+M(1,3,4の点)を押してください。
それでも音声が出ない場合は、前面の「表示の戻しキー」「ナビキー1」「ナビキー2」「表示の送りキー」の4つを2回連続で押すと、音声設定が初期状態にリセットされます。

ファイルの不具合

点字ファイルやテキストファイルとは何ですか?
それぞれのファイルは、以下のような特徴があります。

■点字ファイル
• 点字のデータを扱うファイルです。
• 主な拡張子は .bmt、.bes、.bse などがあります。

■テキストファイル
• 一般の人が読み書きできるデータを扱うファイルです。
• 漢字仮名交じりの文字を含みます。
• 主な拡張子は .txt、.rtf、.csv などがあります。
SDカードのファイルが開きません。
1. BMSAir32の電源を入れます(初期設定ではクイックメモの文書一覧が表示されます)。
2. SDカードを挿入します。
 →「SDカード  ¥SDMemory2  が挿入されました。
   利用可能:○○ メガバイト
   全容量:▲▲ メガバイト
   内容を表示しますか?」
というメッセージが表示されます。
3. 「ファイル一覧を表示」を選んでエンターキーを押します。
4. 表示されたファイル一覧から、開きたいファイルを選んでエンターキーを押します。点字ファイルなら点字編集プログラムが、墨字ファイルならテキスト編集プログラムが起動します。
この方法でファイルを開いた場合は、すべてファイルの最初から表示されます。
5. ファイルを閉じるには、コマンドキー+Z(1,3,5,6の点)を押します。
USBメモリのファイルが開けません。
操作手順はSDカードと同様です。

1. BMSAir32の電源を入れます(初期設定ではクイックメモの文書一覧が表示されます)。
2. USBメモリを挿入します。
 →「USBメモリ ¥USBMemory  が挿入されました。
  利用可能:○○ メガバイト
  全容量:▲▲ メガバイト
  内容を表示しますか?」
というメッセージが表示されます。
3. 「ファイル一覧を表示」を選んでエンターキーを押します。
4. 表示されたファイル一覧から、開きたいファイルを選んでエンターキーを押します。
   点字ファイルなら点字編集プログラムが、墨字ファイルならテキスト編集プログラムが起動します。
5. ファイルを閉じるには、コマンドキー+Z(1,3,5,6の点)を押します。
前回読んだところからファイルを開きたいです。
1. 「最近開いたファイル」から選びます。
• メインメニューの「ファイル」→「最近開いたファイル」
• または、【コントロールキー+ウィンキー+R(1,2,3,5の点)】を押します。これにより、過去に開いたファイルの履歴一覧が表示されます。

2. ファイルを選んで開く
• 上下矢印キーで開きたいファイルを選び、エンターキーを押します。
クイックメモとは何ですか?
クイックメモは、フォルダやファイル名、保存場所を意識せずに ブレイルメモ形式のファイル を編集できるプログラムです。
主な特徴は以下のとおりです。

1. 編集可能なファイル
• クイックメモで編集できるのは、ブレイルメモ形式の点字文書です。
• 編集可能なファイルは、すべて「マイドキュメント」フォルダ内に保存されます。

2. ファイル形式の制限
• .bes や .bse 形式のファイルは直接編集できません。
• ブレイルメモ形式のファイルを編集した後、「名前をつけて保存」コマンドを使用して、ファイルを出力してください。

3. 文書名による管理
• 文書は ファイル名ではなく文書名 という単位で管理されます。
• 文書名を使って一覧から絞り込んだり、キーワード検索機能を活用して絞り込むことができます。

4. 自動保存機能
• 文書編集を終了すると、自動的にメディアへ書き込まれます。
マイドキュメントのブレイルメモ形式の文書をSDカードにコピーするにはどのように操作しますか?
以下の手順でコピーを行います。

1. BMSAir32の電源を入れる。
• 初期設定ではクイックメモの文書一覧が表示されます。

2. コピーしたい文書を選択する。
• 上下の矢印キーを使ってコピーしたい文書を選びます。

3. 文書をコピーする。
• コントロールキー + C (1,4の点) を押して文書をコピーします。

4. 外部SDカードを挿入する。
• 以下のメッセージが表示されます。

SDカード \SDMemory2 が挿入されました。
利用可能:○○ メガバイト
全容量:▲▲ メガバイト
内容を表示しますか?

• このメッセージが出たら、上下矢印キーで「ファイル一覧を表示」を選び、エンターキーを押します。

5. SDカードへ文書を貼り付ける 。
• 外部SDのファイル一覧が表示されたら、コントロールキー + V (1,2,3,6の点) を押します。 「●●このファイルをコピーしました。」というメッセージが表示されれば、コピー完了です。
SDカードやUSBメモリの文書を本体にコピーする方法を教えてください。
以下の手順でコピーできます。

1. SDカードまたはUSBメモリを挿入します。
• 画面に「SDカード \SDMemory2 または usbmemory が挿入されました。」と表示されます。
• 「ファイル一覧を表示」を選び、エンターキーを押してください。

2. 外部SDカードまたはUSBメモリのファイル一覧が表示されます。
• コピーしたいファイルを選び、コントロールキー + C(1,4の点)を押します。

3. メディア一覧に移動し、内蔵SDカードを選択します。
• コントロールキー + バックスペースキーを押し、内蔵SDカードを選び、エンターキーを押します。

4. 「マイドキュメントフォルダ」を選択します。
• 内蔵SDカードのファイル一覧が表示されるので、「マイドキュメントフォルダ」を選び、エンターキーを押します。

5. 選んだ文書を貼り付けます。
• コントロールキー + V(1,2,3,6の点)を押すと、「●●このファイルをコピーしました。」と表示されます。 これでコピーは完了です。

キー入力関連

1の点を入れたらAと入力されます。
テキスト編集、つまり墨字を入力・編集する状態で、仮名漢字変換がオフになっていると、点字の「1の点」を入力しても「A」と表示されてしまいます。

このような場合は、コマンドキー+スペースキーを押して、仮名漢字変換をオンにしてください。

仮名漢字変換がオンのとき:点字の入力モードは「仮名モード」になります。
仮名漢字変換がオフのとき:点字の入力モードは「英数字モード」になり、英数字入力では外字符は不要です。
このルールは、墨字の文書を編集するときや、ファイル名など墨字の情報を入力する場面で適用されます。
一方、クイックメモプログラムや点字編集プログラムで点字文書を作成する場合は、すべて点字のルールに従って入力を行います。
直接文字入力モードとは何ですか?
このモードでは、点字キーから直接文字種(ひらがな・カタカナ・英数字など)を指定して墨字を入力することができます。
※漢字を入力するときは「漢点字」を使用します。

■モードの入り方
コマンドキー + エンターキーを同時に押すと、「直接文字入力モード」に入ります。

■文字種の切り替え操作一覧

• スペースキー+ヒ(1,2,3,6の点):全角ひらがなモード
• スペースキー+カ(1,6の点):全角カタカナモード
• スペースキー+4,5の点:全角小文字モード
• スペースキー+4の点:全角大文字モード
• スペースキー+ス(1,4,5,6の点):全角数字モード
• スペースキー+5,6の点:半角小文字モード
• スペースキー+6の点:半角大文字モード
• 数符(3,4,5,6の点):半角数字モード
• スペースキー+4,6の点:半角カナモード

漢点字を入力する場合は、始まりに「エンターキー」
終わりに「スペースキー」を使って漢字の範囲を指定します。

その他使い方について

点字編集またはテキスト編集で行を削除したい。
「行削除」コマンドはありませんが、次の操作で可能です。

1. 行頭にカーソルを移動。
2. セレクトキー+下矢印キーで行を選択。
3. デリートキーを押す。
点字図書閲覧とは何ですか?
点字図書閲覧プログラムについて

このプログラムは、次のようなダウンロードした点字図書を読むための専用アプリです。

• サピエ図書館からダウンロードした点字図書
• 日本点字図書館の「点字データダウンロードサービス」から取得した図書

■特徴
読み込み専用モードで開くため、編集はできません。
複数の分冊に分かれている本でも、まるで1冊の本として連続的に表示される仕組みになっています。
メディア再生とオーディオ再生は何が違うのですか?どちらを使うと良いのですか?
どちらも音声ファイルを扱うプログラムですが、それぞれに特徴があります。

■オーディオ再生プログラムの特徴
• 対応ファイル形式は、.mp3 と .wav。
• 再生速度を変更することができます。
• 点字やテキストを編集しながら、同時にプレイヤーを操作することが可能です。

■メディア再生プログラムの特徴
• 対応ファイル形式は、.mp3、.wav、.wma。
• プレイリストを作成して、音声を連続再生することができます。
• 再生速度の変更はできません。

■使い分けのおすすめ方法
• 会議の録音音声などを取り扱う場合
→ オーディオ再生プログラム

• CDからリッピングした音楽を楽しむ場合
→ メディア再生プログラム
墨字の文書をもう少し楽に作りたいのですが、どのような操作ができますか?
文書をすべて一気に漢字変換するのではなく、まず仮名で下書きをしておき、あとからまとめて漢字に変換できる「連続再変換」という便利な機能があります。以下の手順で操作します。

■操作手順
1. 仮名で文章を書く。
文節ごとにスペースを挟みながら、仮名で文章を入力します。
例:「ひらがな、カタカナの わかちがきで、ブンショウヲ さくせいします。」

※助詞「は」「へ」、長音を含む単語などは、墨字のかな表記に従って書いてください。
例:「わたしは とうきょうへ いきます。」
このように文節ごとに区切っておくと、後の変換作業がスムーズになります。

2. 変換したい文章の先頭にカーソルを移動する。

3. 連続再変換を開始する。
コマンドキー+1,2,5,6の点を同時に押します。
※日本語変換がオフの場合は、次のようなメッセージが表示されます:
「日本語変換をオンにして、連続再変換を始めますか?」
→「はい(Y:1,3,4,5,6の点)」を入力してください。

4. 文節ごとに変換候補が表示される
最初の文節の変換候補が表示されます。操作は通常の仮名漢字変換と同じです。

• スペースキーや上下矢印キーで候補を選ぶ
• エンターキーで確定
• エスケープキーで変換をキャンセル

5. 次の文節に自動で進む
変換を確定、またはキャンセルすると、カーソルは自動的に次の文節に移動します。

次の変換も同じショートカットキー(コマンドキー+1,2,5,6の点)で再実行できます。
正しい変換候補が表示されたら、ショートカットキーを押してそのまま次へ進むことも可能です(エンターキーの代わりになります)。

6. 途中で修正も可能
変換の途中で文章を書き換えたり、コマンドキー+スペースキーで日本語変換をオフにしたりすることも自由にできます。

通信関連

対応しているOSは何ですか?
Windows7 以降のOSで動作します。現在、最新のOSであるWindows11も動作確認済みです。
対応しているスクリーンリーダーは何ですか?
現在、以下のスクリーンリーダーが対応しています。
• PC-Talkerシリーズ
• JAWS For Windows
• NVDA
対応している点訳ソフトウェアは何ですか?
現在、以下の点訳ソフトウェアが対応しています。
• ブレイルスター For Windows
• 点字編集システム
USBケーブルを挿しても動きません。
BMSAir32を正しく認識させるためには、専用のUSBドライバのインストールが必要です。以下の手順に従って操作してください。

■操作手順
1. USBドライバをダウンロードする。
以下のサポートディスク、またはウェブサイトからUSBドライバを入手します。
ダウンロード先:
https://www.kgs-jpn.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/BMS_USB_Driver1.1.05-1.zip

2. ダウンロードしたzipファイルを展開し、インストーラーを実行する。
展開されたフォルダの中にある、次のどちらかのファイルを実行します(お使いのパソコンの環境に応じて選んでください):

・preinstall32.exe(32bit版)
・preinstall64.exe(64bit版)

※画面の案内に従って、「次へ」ボタンを押していけば、インストールは完了します。

3. ドライバのインストールが終わったら、USBケーブルを接続する。
その後、パソコンの「デバイスマネージャー」を開いてください。

「ポート(COMとLPT)」という項目の中に、
「KGS-BMsmart-Usb-serialport」という名前が表示されます。

→ このとき表示されている ポート番号(例:COM3など)を確認しておいてください。
この番号は、スクリーンリーダーや点訳ソフトの設定に必要になります。

補足:デバイスマネージャーの開き方(Windows 10 / 11の場合)
Windowsキー+X を押して表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選ぶと、簡単にアクセスできます。

Bluetooth内蔵のパソコンで接続するにはどうすればいいですか?
Bluetooth機能が内蔵されたパソコンをご利用の場合は、以下の手順で接続を行ってください。

■接続手順(Bluetooth内蔵PCの場合)
1. パソコンとBMSAir32の電源が入っていることを確認します。

2. キーボードの Windowsキー + I を押して、設定画面を開きます。

3. Windows設定メニューの中から「Bluetoothとデバイス」を選択します。
右側に表示される項目から、「その他のデバイスを表示」をクリックします。

4. 「Bluetoothのデバイス検出」の項目を「規定」から「詳細」に変更します。


5. 前の画面に戻り、「+ デバイスの追加」を選びます。

6. 表示される選択肢から「Bluetooth」を選びます。

7. 検出されたデバイス一覧から「BMsmartAir-KGS」を選択します。

8. ペアリングが完了したら、再び「Bluetoothとデバイス」画面に戻り、「その他のBluetooth設定」を開きます。
ここで「COMポート」の一覧が確認できます。

※使用するポートは、「方向が発信(Outgoing)」になっているCOMポート番号です。
この番号は、スクリーンリーダーや点訳ソフトの設定に使用します。

■外付けUSB Bluetoothアダプタを使う場合
外付けのBluetoothアダプタを利用する場合は、アダプタに付属しているソフトウェアに従って接続を行ってください。
操作手順はアダプタごとに異なるため、付属のマニュアルをご参照ください。
※接続時に PINコード(パスキー) の入力を求められた場合は、
「1234」 を入力してください。これはブレイルメモスマートAirの標準PINコードです。

スクリーンリーダーのPC-TalkerでブレイルメモスマートAirを接続するにはどうすればよいですか?
PC-Talkerで日本語仮名点字表示を使うには、**別売のBrailleWorks(ブレイルワークス)**をインストールする必要があります。
インストール後に、以下の手順で設定を行ってください。

■接続設定の手順
1. PC-Talkerの設定画面を開く。
次のいずれかの方法で設定画面を開きます:
• 「AOKメニュー」から「PC-Talkerの設定」を選ぶ
• または、コントロールキー + オルトキー + F12 を押す

2. 点字ディスプレイの設定を行う
設定画面内の「点字ディスプレイの設定」を選び、以下のように設定します:
• 機種名:「BMSAir32」を選択
• ポート番号: 以前のQ4やQ5で確認したCOMポート番号を入力
 (※BluetoothやUSBで接続した際に確認した番号)
PC-Talkerの点字表示オン/オフ切り替えのショートカットキーはコントロールキー + オルトキー + F4です。
スクリーンリーダーのJAWSでブレイルメモスマートAirを接続するにはどうすればよいですか?
JAWSでブレイルメモスマートAirを使うには、専用の点字ディスプレイドライバをインストールし、設定する必要があります。以下の手順で行ってください。

■接続設定の手順
1. ドライバをダウンロード
以下のページから「JAWS用KGS点字ドライバ」をダウンロードします:
http://www.extra.co.jp/jaws/jaws_KGSDriver.html

2. ダウンロードしたファイルを展開
ダウンロードしたZIPファイルをデスクトップなどの分かりやすい場所に解凍します。

3. ドライバをインストール
解凍したフォルダ内の 「InstallKGS.exe」 を実行し、画面の指示に従ってインストールします。

4. 出力ポートの設定
インストール後、「デバイスオプションの設定」ダイアログが表示されます。
以下を設定します:

• 出力ポート: Q4やQ5で確認したCOMポート番号
• 通信条件: ブレイルメモスマートAirの仕様に合わせて設定
• 設定が終わったら「OK」を押します。

5. 設定完了の確認
設定完了メッセージが表示されたら「OK」を押します。

6. JAWSの再起動
JAWSを一度再起動します。うまく動作しない場合は、パソコン自体を再起動してください。

7. デバイスの選択
JAWSのメニューバーから以下のように進みます:
• オプション → 点字「KGS Braille Memo Series」を選択して、Enterキーを押します。

8. 点字表示の確認
もう一度JAWSを再起動すると、点字表示が開始されます。
スクリーンリーダーのNVDAでブレイルメモスマートAirを接続するにはどうすればよいですか?
NVDAにブレイルメモスマートAirを接続するには、以下の手順で設定してください。

■設定手順
1. NVDAメニューを開く
Insertキー + N を押して、NVDAのメニューを開きます。

2. 点字ディスプレイの設定を開く
メニューから「設定」 → 「点字」 を選びます。

3. ディスプレイとポートの指定
点字ディスプレイ:「KGS BrailleMemo シリーズ」を選びます。
ポート: Q4やQ5で確認したCOMポート番号を選択します。

4. 設定を確定
「OK」ボタンを押して設定を保存します。

以上で設定は完了です。
ブレイルメモスマートAirが正しく接続されていれば、点字表示が始まります。
点字編集システムでブレイルメモスマートAirを接続するにはどうすればよいですか?
次の手順で点字編集システムとブレイルメモスマートAirを接続できます。

■設定手順
1. 点字編集システムを起動します。

2. オルトキーを押して、メニューバーに移動します。

3. 右矢印キーで「機器設定」メニューへ移動します。

4. 下矢印キーで「点字ディスプレイ設定( D)...」を選び、エンターキーを押します。

5. ディスプレイの種類を選びます。
BMSAir32を使用する場合は、以下のいずれかを選択してください:
• ブレイルノート46C
• ブレイルノート46D
• ブレイルノート46X
• ブレイルメモ46
(※これらはいずれも互換性のある機種設定です)

6. 通信ポートを選択します。
Q4やQ5で確認したCOMポート番号を選びます。

7. 「設定の保存」を選択して完了します。

以上で、点字編集システムとの接続設定は完了です。
ブレイルスターで接続するにはどうすればよいですか?
ブレイルメモスマートAir32をブレイルスターで使用する場合は、以下の手順で設定を行ってください。

■設定手順
1. ブレイルスターを起動します。

2. オルトキーを押して、メニューバーに移動します。

3. 右矢印キーで「機器設定」メニューに移動します。

4. 下矢印キーで「点字ディスプレイ」を選び、エンターキーを押します。

5. 点字ディスプレイの種類として「ブレイルメモスマートAir32」を選びます。

6. 接続ポートを選択します。
Q4やQ5で確認したCOMポート番号を選んでください。

7. 「OK」ボタンを押して設定を完了します。

以上の手順で、ブレイルスターとブレイルメモスマートAir32の接続ができます。

福祉機器に関するお問い合わせはお気軽にどうぞ!