お知らせ

「ケージーエス製品 私はこう使う!」第14回

2017.04.10

株式会社博報堂DYアイ・オー 業務2部 ITソリューション課 中岫 謙 様 三川 草平 様
使用機器:ブレイルメモスマート40
使用内容:プログラミング 他

左から、中岫 謙 様、三川 草平 様 の写真
中岫 謙 様(左)、三川 草平 様(右)

ユーザーの方々にケージーエス製品の活用方法を語っていただく『コラム「ケージーエス製品 私はこう使う!」』

今回は前回に引き続き、博報堂DYアイ・オーさんの後編となります。
まだ前編をご覧になっていない方は、ぜひコチラもご覧ください。

前回は、パソコンとブレイルメモスマート40(以下BMS40)を組み合わせての活用事例を主にお届けしましたが、今回は単体での活用をメインにお届けいたします。

メモ帳として会議室へ持ち運ぶ際にも大変便利です

最初、会社に以前勤めていた方が利用していたブレイルメモBM46(以下BM46)がありまして、上司が「使ってみる?」と持ってきてくれました。使用してみるとこれは相当イイぞということで、その後「独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構」の助成を受けてBMS40を導入してもらいました。

BM46に比べBMS40はかなり薄くコンパクトになっているので、会議の際にメモ帳として会議室へ持ち運ぶ際にも大変便利です。正直な話、導入に際して他社の点字ディスプレイも検討しましたが、メモ機能がついていることが決め手となりました。色々な点字ディスプレイがありますが「メモ機能もあり、ディスプレイとしても優れたものを」と検討した結果BMS40を導入することになりました。

点字ディスプレイとして様々な大きさの機種がありますが、プログラミングを書く際には40マスあれば一応大丈夫かなと。最低32マスは欲しいですが、その他に行数やページ数などのステータスを出したい場合に、40マスだと凄く便利です。

ブレイルメモBM46(販売終了)の写真
ブレイルメモBM46(販売終了)
ブレイルメモスマートBMS40(左)とブレイルメモBM46(右)の大きさ比較写真
ブレイルメモスマートBMS40(左)とブレイルメモBM46(右)の大きさ比較

BMS40で予定管理をする

パソコンで受け取った長いメールをじっくり読みたいときには、BMS40に送って点字で読んでいます。メールの内容をコピーして、付属のユーティリティソフト「bm pad」に貼り付けてから、「bm pad」内の操作でBMS40へ送って読んでいます。また、パソコン内でメールを読む際にもBMS40はとても便利です。

BMS40の点が点滅することでパソコン上のカーソルがどこにあるかわかるので、「このリンクを参照してください」や「このメールアドレスへ返信ください」など、これまで音声頼りだったことが、点字を触ってココからココまでと範囲選択されていることがわかります。メールに限らずエクセルファイルでも範囲選択が触ってわかることは、とても助かりますね。

カレンダー機能も予定表としてよく使わせてもらっています。会社内のパソコンでの予定表もありますが、なかなか音声で見づらく、「登録はできるけど、後から読み返すことが難しい」という状況なので、会社内の予定表にも書き込みつつ、BMS40のカレンダーにも入れて、自分はBMS40で予定管理をするという方法をとっています。

まだ使ったことは無いですが、BMS40には録音機能もありますので、会議や打ち合わせの際に録音して、その後デスクに戻って聞き返すという風に利用してみたいと思っています。

今後について語るお二人の写真
今後について語るお二人