お知らせ

BMスマートファームウェア Ver2.8.2B ベータ版をリリースしました

2024.02.13 new

このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.8.2Aベータ版から次の改良を行いました。

1.点字テーブルの書き方を以下のように拡張しました。

(1)点字の記号とその読み方を1行に1件ずつ、2マス空けで区切って記述します。

(2)点字文書の読み上げの際には、このテーブルの指定内容を上から順番に確認して、最初に見つかったものを利用します。
ただし、後ろに指定されていても見つかった記号のマス数が多い場合は、そちらが利用されます。

(3)複数のグループの記号類が順番に使用されるような点字データでは、それらのグループを点字の字下げで表現することで、読み上げの精度を高めることができます。
例えば、グループ(A)(B)(C)から順番に一つずつ記号を選んで指定できるような場合は、次のように記述します。

 (グループA)
   (グループB)
     (グループC)
*各行の字下げマス数が同じ行を同じグループとみなします。

(4)上記の(グループA)の前の行には、属性を表す次のキーワードを指定することができます
(任意)=どこでも使用可能な記号
(行頭)=各行の1マス目、または行頭字下げの直後に使用可能な記号
(文頭)=行頭、または2マス空けの直後に使用可能な記号
(単語頭)=文頭、またはマス空けの直後に使用可能な記号
(継続)=マス空け以外の点字の直後に使用可能な記号

(行)=行頭から始まり、一連の記号の間に1マスまたは複数マスのマス空けを含むことができます。
(文)=文頭から始まり、一連の記号の間に1マスのマス空けを含むことができます。
(単語)=前後がマス空けされた形で使用できる記号です。
*これらのキーワードが指定されていない場合は、(任意)の扱いになります。

(5)各グループ内には、属性を表す次のキーワードを指定することができます。
(単語内)=グループ内のそれ以降の項目は、指定された記号で作られる単語内でのみ利用可能です。その記号の後ろがマス空けであってはなりません。
(単語末)=グループ内のそれ以降の項目は、単語の末尾でのみ利用可能です。その記号の後ろはマス空けまたは行末でなければなりません。
(文末)=グループ内のそれ以降の項目は、行末か2マス空けの前に使われる必要があります。
(行末)=グループ内のそれ以降の項目は、行末の直前に使われる必要があります。
(反復)=グループ内のそれ以降の項目は、2回以上繰り返して使うことができます。

(6)点字テーブル内に次の行を指定することで、点字テーブルで指定されていない点字を点字テーブルで指定した点字と共存させることができます。
「不一致文字を残す」

2.楽譜用点字テーブル Score.bmt を更新しました。

 /sdmemory/BrlTable/Score.bmt

上記の機能を利用して、ヴァイオリニスト 和波たかよし様に次のような改良をして頂きました。
(1)楽譜の行頭に書かれた小説番号や練習番号を、数字やアルファベットとして読めるようにしました。また行頭から6の点で始まる点字列をアルファベットとして読めるようにしました。
(2)全音符と16分音符を文脈である程度区別できるようにしました。
(3)読み上げられる記号類を拡張しました。

3.〔AIR〕一部のPCからブルートゥース経由で点字ディスプレイとして接続した時に、点字の表示が遅延する問題に対応しました。

この問題は、ブルートゥース経由の点字ディスプレイ接続時に、数秒間通信がないとPC側の通信ドライバが省電力モードに入ってしまうことで発生します。
対策として、このような場合に本機側からダミーのイベントを送信するようにしました。
この機能は標準でオンになっており、全般設定の以下の項目でオン/オフを切り替えることができます。

全般設定
ブルートゥース接続ディスプレイの表示遅延対策 オフ,オン

改良は以上です。
お試しになりたい場合は、お持ちの機種にあわせて下記よりダウンロードお願い致します。

BMSAir32・BMSAir16

https://www.kgs-jpn.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/BMSair_Ver2.8.2B_20240209.zip

BMS40・BMS16

https://www.kgs-jpn.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/BMSmart_Ver2.8.2B_20240209.zip